Round Table

 

 

 

Round Table

Φ1100 H695

ナラ 

 

先週納品したナラ材のダイニングテーブルです。

今回スペースを有効に使えるよう、脚を中心に寄せた構造としました。

初めての構造でしたが、自分らしいものになるような気がして 検討を重ねました。

 

ダイニングテーブルは空間の中心的な存在です。

その場所に、丸い天板を支える美しい構築物を築きたいと想いました。

ナラの確かな量感が、日々の生活に豊かさをもたらしてくれることと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

水色の葛布のこひつじスツール

 

 

 

こひつじスツール

W375 D260 H405

チェリー

張地/のどか Kudzu Fabric(葛布)

 

茶室で正座が辛い方に腰掛けが欲しいと、ご依頼を受けました。

脚裏の面積が広いスツールなので 比較的畳にも優しく、何より座面の葛布の佇まいが 茶室にとても良く合います。

ひかえめだけど、鮮やかで、でもそれだけじゃなくて 触れてみないとわからない

水色と言っても いわゆるカラーチャートにはない、葛布の世界の色です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Melo chair

 

 

 

Melo Chair

W480 D490 H755

チェリー 本革

オイルフィニッシュ

¥210,000(税込、送料別)

 

2018年にデザイン制作した椅子を、再度原寸試作を作り検討し改修しました。

結果的には10mm以下の修正を数カ所の修正ですが、安定感が増しました。

当工房で一番親しみのあるチェリーと、黒の本革の定番の組み合わせです。

背もたれは元より、座の形態にとても力を注ぎました。

脚の形の流れを止めずに、座を構成する幕板に伝えて、ゆったりとした膨らみをもつ座を形成しています。

いろんな感触や表情を楽しんでいただけると思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

ニューカラー

 

 

 

こひつじスツール

W375 D260 H405

チェリー

張地/Kvadrat Hallingdal 65

 

大学からの友人で浜松を拠点にする、アトリエ・アイ一級建築士事務所さんに納品しました。

新しい色がインテリアに馴染んでよかったです。

風通しの良い気持ちいい家 土間のこひつじもいいですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こひつじスツール

 

 

 

 

葛という植物で織った布を座面にした こひつじスツールです。

繊維を川で洗い流しているところを見させていただきました。

その時の葛の美しさと共に、素材とシンクロしている作家の姿が印象的。

独特の落ち着きをもつ生地ですが、時折見せる溶けるような光沢から

その時の景色がみえてくるようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こひつじスツール

 

 

 

こひつじスツール

W375 D260 H405

チェリー

張地/Kvadrat Hallingdal 65

 

今回新たな生地としてKvadrat社(デンマーク)のHallingdal65を採用しました。

ナナ・ディッツェルのデザインした、ベーシックなウールテキスタイルで、

質感、発色が素晴らしく、バランスの整った美しい生地です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

uma

W650 D370 H700

ヨーロピアンビーチ

¥30,000/SET(税込、送料別)

 

当工房でも活躍している馬です。

作業用はもちろんのこと、デスクや棚などのインテリアとしてや什器など、幅広く使うことができます。

スタンダードな形でホゾでしっかりと組んであるので、頑丈でとても安心感があります。

今回初めてヨーロピアンビーチを使いましたが、堅牢で素朴で優しく適材でした。

 

 

 

 

Table

 

 

 

Table

1850×870×720

チェリー

¥300,000(税込、送料別)

 

Snow design office さんに打ち合わせやプレゼン、作業用など

様々な場面で使われる大きなテーブルを納品しました。

脚の正面の膨らみ周辺のイメージから始まり、

考えるかぎりの検討の中で、脚の断面を活かすことに絞り込んだシンプルで味わい深いテーブルです。

 

 

 

 

 

 

 

 

rainy and cabinet 2

 

 

 

rainy and cabinet 2

W1200 D349 H820

ナラ

オイルフィニッシュ

 

rainy and cabinet を想定するボリュームに応じながら

アップデートした総無垢ナラ材のキャビネットです。

 

この種のキャビネットは生活の中で確かな大きさを持っています。

収納機能を満たしながら、一つの景色になればと思います。

扉や抽斗の境目、部材を構成する際に生じる継ぎ目の目地に惹かれ、

それらをズラしながら、そして斜線を加え再構成し、あるところで線を留めています。

 

前作は、台輪(箱を支える最下部の横材)全体に斜線を刻みましたが、

今回、台輪自体を緩やかな斜面にしました。

またイメージが進展した気がします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Book cabinet

 

 

Ao Book Cabinet

W900/800 D418 H1947 

胡桃(クルミ)、アクリル板

オイルフィニッシュ

 

クルミのブックキャビネットを納品しました。

大分長い時間をかけて制作しました。

大きな物でしたので、無事納めることができ安心しました。

信頼していただいたクライアントには感謝の一言です。

 

元々たくさんの本を所蔵しており、自然溢れる場所にお住まいであることから、

山間の研究室の書庫のようなイメージを勝手ながら抱いています。

実際には、右側の少し幅が狭い箱が90度回転し、L型に空間を構成して納めています。

引き戸で チラッと背表紙が見えるようにという要望がありましたので、

横向きのストライプ構成のデザインとしました。

木の膨よかさと機能性が一体となった、静かな森のようなキャビネットになればと考えました。

本体から背板(裏板)、抽斗の底板まで、すべて無垢のクルミ材です。

落ち着いた優しい表情をもつ材で、制作しながら大分親しくなったような気がします。

これからたくさんの本が入っていくのがとても楽しみです。