AFTER NOTE
奈木和彦 + 小澤一也
会期:2024年3月23日(土)〜4月7日(日)
会場:oriori gallery
時間:10:00〜18:00
※4月6日(土)は21:00まで「oriori night」として開廊
休廊日:火・水曜日
トークセッション「ものの先に」
4月6日(土)14:30〜16:00
参加費:ワンドリンク付き500円
パネリスト:江川野智典(株式会社 Hamanako Destination ディレクター) + 伊藤晃好(折々ギャラリーオーナー)+ 奈木和彦 + 小澤一也
oriori gallery
〒435-0015 静岡県浜松市中央区子安町316-1(駐車場13台有り)
phone: 053-545-5148
Email: info@ori-ori.co.jp
https://www.ori-ori.co.jp
共催:Hamanako Destination
DMデザイン:鳥井素行 撮影:杉本信二
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美術家 奈木和彦氏との2人展を、下記の日程にて開催いたします。
ぜひご高覧いただければ幸いです。
AFTER NOTE
奈木和彦 + 小澤一也
会期:2024年3月23日(土)〜4月7日(日)
会場:oriori gallery
時間:10:00〜18:00
※4月6日(土)は21:00まで「oriori night」として開廊
休廊日:火・水曜日
トークセッション「ものの先に」
4月6日(土)14:30〜16:00
参加費:ワンドリンク付き500円
パネリスト:江川野智典(株式会社 Hamanako Destination ディレクター) + 伊藤晃好(折々ギャラリーオーナー)+ 奈木和彦 + 小澤一也
oriori gallery
〒435-0015 静岡県浜松市中央区子安町316-1(駐車場13台有り)
phone: 053-545-5148
Email: info@ori-ori.co.jp
https://www.ori-ori.co.jp
共催:Hamanako Destination
DMデザイン:鳥井素行 撮影:杉本信二
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新年あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
今年はいくつかの展示を予定しております。
まずは数年前から企画していた大事な展示が3月下旬からあり、準備を進めています。
制作への距離を一歩つめて、臨みたいと思います。
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Disk4
2023
24.5×22×5cm
ブラックチェリー
4番目のディスク型オブジェクト。
Disk1ができた後、2月の展示が決まった。
馴染み深いナラ材の床の旧幼稚園の教室に、4体のディスクを並べて展示しようと思った。
一片につくるのではなく、一体づつ変形するように制作していき、最後にできたフォルム。
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Disk1
2022
25×21×5.5cm
ブラックチェリー
昨年制作した最初のディスク型オブジェクトです。
5番目の容器型オブジェクトをつくり終えた時に、この穴を埋めても
木目が何かを語ってくれるかもしれない と思ったのが始まり。
ディスクとは、円盤状の記憶媒体にデータを記憶する補助記憶装置のこと
彷徨える人のイメージの編集者のような造形物です。
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昨年に引き続き、焼津カツオSHOWてんに参加しています。
気持ちをラクにして、彫りと形の練習のような感じで制作しました。
3枚目の画像は2022年のものです。
ベースとなる杉のカツオ板から、様々なクリエーターが表現したカツオアートが
焼津駅前通り商店街に集合します。11/12の日曜日まで。
ぜひお楽しみください。
詳細は下記URLからご覧ください。
https://katsuoshowten.fc2.page/
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ようやく終え、新作家具と共にウェブサイトに更新しました。ぜひご覧ください。
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ダイニングテーブルを納品。
新しくできた庭を観ながら
丸い天板を囲んでお茶をいただきました。
最初の打ち合わせの頃、クライアントご夫婦や住宅設計されたSnow design officeの中村さんから、
ここは丸い天板しかないかもしれない とお話をいただきました。
暮らしを大事にした住まいの中で、この場所にしかできない食卓空間になったような気がします。
これから毎日の食事が楽しみになるようなテーブルになれば嬉しいかぎりです。
大変お待たせしましたが、ありがとうございました。
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Round Table
Φ1100 H695
ナラ
先週納品したナラ材のダイニングテーブルです。
今回スペースを有効に使えるよう、脚を中心に寄せた構造としました。
初めての構造でしたが、自分らしいものになるような気がして 検討を重ねました。
ダイニングテーブルは空間の中心的な存在です。
その場所に、丸い天板を支える美しい構築物を築きたいと想いました。
ナラの確かな量感が、日々の生活に豊かさをもたらしてくれることと思います。
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暑いけど9月
ようやく朝夕の気温が落ち始める
今秋の展示は延期になった。
今年の前半は、まずは2月のオブジェクト群の展示が終えれて本当に良かった。
新作のダイニングテーブルも天板の面取りを終え、完成まであと少し
そして素麺がうまかった。
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8月3日の朝、前日の塗装の仕上がりを確認し、新たなオブジェクトができた。
2018年、工房移転してまだ間もない頃に、なにか大きな物がつくりたいと
この大きな丸太に喰らいついたが、手に負えなくなり中断を繰り返した。
その間に3体の同型のオブジェクトが完成した。
その確実に掴んだイメージを、中断したオブジェクトに段階的につぎ込んでいって
今年2月の展示の後、再度トライして終わりまで辿り着くことができた。
この楠は、前工房時代に富士市の神社でいただいた丸太の中で一番大きなもの。
いろんなことがありながら、本当にたくさん削らせてもらった。
思い入れのある木だったので、形にすることができてよかった。
これでまた次に進めるのだと思う。
制作開始/2018.5.19
制作終了/2023.8.3
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丸いダイニングテーブルの天板の木造り。
定めた寸法まで一気に落とさず 手前で止めて、木が動こうとする力を抜きながら平面をつくっていく。
材はナラの柾目。どんな円形の天板を描いてくれるだろうか
一方で、新たに2体の 4LEGSの制作を開始。
初代制作後、そうであればこの材で物にしたいと、集成プレスして塊にしておいた
個々の強い表情をもつ、栃(トチ)と欅(ケヤキ)
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丸いダイニングテーブルの制作を進めています。
ダイニングスペースが上手く使えるよう 4本の脚を中心に寄せた構造。
剛性を高めるために、脚の垂直方向の接合は信頼の二枚ホゾ
水平方向の材がクロスする中心の相欠き継ぎは、捻れに強くするために段欠き加工をプラスした。
本制作直前には、1/1試作から更に横方向の脚の長さを修正。
美しい構築物ができればいいな。
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形を停めにいっている
いくつかの同型のオブジェクトを制作するうちに、今の作業がどのような段階かわかってきた。
造形物であれ家具であれ、整えすぎると きれいになるが線が弱くなるとか
つまらなくなるとか、いろいろな意見を見聞きしてきたが
あるところを超えると、異なる世界に入ると 自分の体は感じている。
ここにはぼくの持分がある。
今年は早くから大雨が多い
この前の台風2号では、家が心配だから早く帰った30分後に組長の連絡網が回ってきた。
道が崩れたので車は通れない、今から帰る人は交流センターに避難するようにと。
次の次の日は小学校の運動会。
迂回路は一応あるが、山を超えて戻ってくるルートで40分のロスになる。
その日はありがたいことに、崩れた道の向こうに住んでいる
息子の同級生の家族の車に乗せていただくこととなり、
側面が崩れて 狭くなった道を家族で歩いて通過した。
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4LEGSを購入してくださった方から、嬉しい写真をいただきました。
昨年、リノベーションする新たな住まいに飾るオブジェクトを探されていた際に、
インターネットで見つけてくれました。
最近引越しをされて、いろいろなところに置いて楽しまれているようです。
オブジェクトを生活の中で楽しむ方に出会えて、とても嬉しい出来事でした。
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Snow design office さん設計の住宅リフォームにて、
木製取手の制作をさせていただきました。(造作家具は工務店さんです)
これまでも何種類かの取手や建築パーツを作りました。
ツマミや取手は、建築の中のとても小さなパーツですが
人が触れる所でもあり、アクセントになる魅力的な部品です。
そんな部品を無垢材から抽出する作業は楽しいものです。
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こひつじスツール
W375 D260 H405
チェリー
張地/のどか Kudzu Fabric(葛布)
茶室で正座が辛い方に腰掛けが欲しいと、ご依頼を受けました。
脚裏の面積が広いスツールなので 比較的畳にも優しく、何より座面の葛布の佇まいが 茶室にとても良く合います。
ひかえめだけど、鮮やかで、でもそれだけじゃなくて 触れてみないとわからない
水色と言っても いわゆるカラーチャートにはない、葛布の世界の色です。
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ウェブサイトをリニューアルしました。
新作家具やテキストの追加、そして念願のオブジェクトページの増設をすることができました。
今の自分の気持ちにフィットしたサイトになり、これからもますますがんばります。
ぼくも自分の工房をもって15年が経ちました。
まだまだこれからですが、ここまで作品を作り続けられたこと感謝のかぎりです。
今後ともよろしくお願いいたします。
ウェブデザインは、引き続き デザイン太陽と雲 さんにお願いしました。
やさしく丁寧に ぼくの作家活動と向き合っていただき、本当にありがとうございました。
ディレクション・デザイン:デザイン太陽と雲
https://designtaiyotokumo.tumblr.com
WEBコーディング:阿波屋鮎美(プラン・ニュー・トーン)
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第3物
私は藤枝市の山間部に住んでおりますが、
コロナ禍になって川に遊びにきたり自然の中に来る人が増えました。
それは極めて単純に自然に気持ちが緩和されるからだと思います。
この透過するような回復の感覚は、コロナが終わっても21世紀を生きる
私たちにとって、重要なものになると思います。
ぼくの制作する物はこのことに近いと感じています。
それは小さい頃から惹かれ続けている仏像のようです。
設置された変電設備、オーディオ、大杉、電柱、青い水門、オリオン座、
びく石、お守り、そして私の住む部落で採取された丸い玉取石。
人と人との間 この世界の平面上に依存の対象をつくる。
何かに頼り去りたい。通過的な拠り所。連なるお地蔵さんのようです。
街から森へ、森から街へ通過していく。
アスファルトから分離した鳥が飛ぶ 電波が流れている。
最適化という機能の最大の恵みと狂気
川は日々変形していて、今日もまたここに石が留まった。
土も水もイメージも流れている。
*今回の展示のステートメント
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びじゅつじょろん5/山のりんじ美術室f が無事終了しました。
お越しくださった皆様、ありがとうございました。
今回の展示会場は、瀬戸川上流の山間の旧幼稚園であったこともあり、
子供と園内の遊具で遊んだり、近くを散策したりする方がたくさんいらっしゃいました。
自然の景色を眺めながら、いつもとはまた違った展示体験だったように思います。
ゆっくりとした時間の中で、じっくりと見ていただきとても嬉しかったです。
旧幼稚園の一室を借りた空間は、近年制作しておりますオブジェクト群の第一到着地
として考えております。そのために、オブジェクトが着陸するためのヘリポートとなる台座(展示台)に注力しました。
それも含めたこの場での彫刻であり、家具制作者でもあるぼくにとっての
一つのオリジナリティであり、今後の道筋が見えたように思います。
これからもがんばってまいりたいと思います。
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びじゅつじょろん5/山のりんじ美術室f がはじまりました。
本展覧会では、post型のオブジェクトに加え、4体のdisk型のオブジェクトを発表します。
近年制作しているオブジェクト群の世界観を旧幼稚園の一室に表しました。
是非ご高覧いただければ幸いです。
山のりんじ美術室f
2/19(日)・23(木・祝)ー 26(日)
10:00 - 16:00
旧高根幼稚園(静岡県藤枝市瀬戸ノ谷7509-3)
[アーティスト]
ちばえん+城所晴
犬塚真由美
小澤一也
23日には同会場にてワークショップが開催されます。
春のモビールを作ろう!
?10:00 - 12:00 ?13:00 - 15:00
定員:各8名(小学生対象/要事前申込)
持ち物:筆・筆洗い・水彩絵の具・パレット
講師:楡木令子
申込:https://logoform.jp/form/Knxg/194080
びじゅつじょろんは、展覧会やワークショップなど様々なイベントがあります。
日程はイベントごと異なりますので、ウェブサイトなどでご確認ください。
びじゅつじょろん
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来月開催される藤枝市の美術イベント「びじゅつじょろん5」に参加します。
私の会場は瀬戸川の上流、市之瀬地区の閉園になった幼稚園の一室です。
8体の木彫像を展示する予定です。
展覧会やワークショップなど様々なイベントがありますが、私が関わる展示詳細は下記の通りです。
日程はイベントごと異なりますので、ウェブサイトなどでご確認ください。
是非ご高覧いただければ幸いです。
山のりんじ美術室f
2/19(日)・23(木・祝)ー 26(日)
10:00 - 16:00(最終入場15:30)
旧高根幼稚園(静岡県藤枝市瀬戸ノ谷7509-3)
[アーティスト]
ちばえん+城所晴
犬塚真由美
小澤一也
23日には同会場にてワークショップが開催されます。
春のモビールを作ろう!
?10:00 - 12:00 ?13:00 - 15:00
定員:各8名(小学生対象/要事前申込)
持ち物:筆・筆洗い・水彩絵の具・パレット
講師:楡木令子
申込:https://logoform.jp/form/Knxg/194080
びじゅつじょろん
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本年もよろしくお願い致します。
今年は久々に展示を予定しており、ぼくの現在地を示せる年となりそうです。
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Melo Chair
W480 D490 H755
チェリー 本革
オイルフィニッシュ
¥210,000(税込、送料別)
2018年にデザイン制作した椅子を、再度原寸試作を作り検討し改修しました。
結果的には10mm以下の修正を数カ所の修正ですが、安定感が増しました。
当工房で一番親しみのあるチェリーと、黒の本革の定番の組み合わせです。
背もたれは元より、座の形態にとても力を注ぎました。
脚の形の流れを止めずに、座を構成する幕板に伝えて、ゆったりとした膨らみをもつ座を形成しています。
いろんな感触や表情を楽しんでいただけると思います。
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コーヒーが美味しい季節です。
この前、神戸から大学時代の建築家の友人が来てくれて、久々にダイラボウに行ってきました。
互いの仕事のことなど、近況を話しました。
昔からの物語を知っているので、今どんなでこれからどうなっていくのか。
そういうことがとても楽しい。
ネタを尽かすわけにはいきません。
もうすぐメロチェアーも完成です。
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次の造形物の材を選定した。
これまでとは違う形態のシリーズ2作目。
ここまでくればあとは進んでいく
空気感とかもう疲れた 明確な意思のあるものをつくりたい。
もはやオートマチック まだまだ形は終わらない。
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台風から一週間経ちますが、川は濁り続けています。
家や工房の周辺でもたくさんのところで土砂が出て
川の横の壁が剥がれたり、道が陥没しているところがあります。
翌日は塞がった道を開通するため、一日復旧作業となりました。
土の増減に過敏に感覚が働いています。
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東京国立近代美術館で開催されている、ゲルハルト・リヒター展に行ってきました。
久々の東京、めちゃくちゃ暑かったです。
今回は、若い頃からリヒターに影響を受けた画家の先輩方と
一緒に見ることができて、とても勉強になりました。
どうであれ 見たことないなら一度浴びた方がいいと言っていましたが、その通りだと思います。
まとまった作品を見るのは初めてで、素晴らしい作品群に感服でした。
自分なりに解読することのたのしさに富んでいる。
どっから切ってもなんかある。でも結局なんでもない状態にある。
”8枚のガラス” がいつの間にかっこよくなっている。。
帰って来て、ロニ・ホーンのポストカードの横に、リヒターのを置いた。
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今年もこの季節
息子も高学年になり、松明を灯す役になりました。
夕方から、火を灯しながらお寺へ歩く
朝比奈にきて初めて知った静かな行事です。
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暑いなあ。
頭の中もめまぐるしい
コツコツ椅子とオブジェクトの制作を進めています。
字だけの集まり。
好きな時に読んで、読まない時には静かに閉じている
シンプルな小説が好き
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千葉市美術館に行ってまいりました。
生誕100年 清水九兵衛/六兵衛展。清水九兵衛の彫刻は、以前住んでいた富士宮市役所や
静岡県立美術館にある赤い物体の印象として知っていたが、作家の名は知らなかった。
さらに、京焼を代表する名家の養嗣子となり跡を継ぎ、七代清水六兵衛として陶芸家の顔をもつことを知った。
野外彫刻のイメージが非常に強く、親和性(アフィニティ)を追求した作品は
建築を主とした環境との関係性(共生)に根ざしているが、その環境から切り離して美術館で見ることで
空間や調和に対するボリュームが落ち、逆にこの時代に残した肉量をみることができた。
またそして違うもの、場所、時代との接合の可能性を感じた。
翌日は、
かねてから行きたかった川村記念美術館のロスコルームへ
エントランスでは九兵衛さんの赤い彫刻。
マーク・ロスコのシーグラム壁画は30枚あるらしい。
ここにあるのはそのうちの7枚 ようやく体験することができた。
自分の心境にハマりはしなかったが、いつかの大事な指標になると思う。
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こひつじスツール
W375 D260 H405
チェリー
張地/Kvadrat Hallingdal 65
大学からの友人で浜松を拠点にする、アトリエ・アイ一級建築士事務所さんに納品しました。
新しい色がインテリアに馴染んでよかったです。
風通しの良い気持ちいい家 土間のこひつじもいいですね。
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葛という植物で織った布を座面にした こひつじスツールです。
繊維を川で洗い流しているところを見させていただきました。
その時の葛の美しさと共に、素材とシンクロしている作家の姿が印象的。
独特の落ち着きをもつ生地ですが、時折見せる溶けるような光沢から
その時の景色がみえてくるようです。
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展示空間の中で過ごしていると、イメージが増幅していくように見えた。
作家の葛藤や、制作にかける思いの丈の大きさが現れていると感じたが、
奈木さんの言葉を借りれば、作品は作者と鑑賞者と結ぶ装置。
つまり 鑑賞者と作品の間に生じる現象が増幅しているということになるだろうか。
そこの違いを知りたい。
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新緑でいい季節です。
ちょっと時間ができたので、つくりたかったイージーチェアーの構想を練る。
近年の家具への想いを出したい。
できるか、できないかの世界
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家の本棚を見ていたら、この本が1から3まであった。
コンパクトでいい本なので古本検索して全て揃えた
4は金属、5はプラスチックの椅子集
これはそのまま 家に置いておこう
工房ではこれから制作する Melo chair の改善点をチェック。
曲線の椅子は設計修正にも手間がかかるが、美しくなればいい。
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そうすると少し 気持ちが落ち着く。
午後になると、夕方 日が隠れるまでの間、強い光が差してくる。
オブジェクトの耳にその光があたった時、最後まで保持していた稜線が消えていった。
木の葉の色が変わるような体験だった。
6体目のオブジェクトができました。
制作開始/2021.6.12
制作終了/2022.3.31
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こひつじスツール
W375 D260 H405
チェリー
張地/Kvadrat Hallingdal 65
今回新たな生地としてKvadrat社(デンマーク)のHallingdal65を採用しました。
ナナ・ディッツェルのデザインした、ベーシックなウールテキスタイルで、
質感、発色が素晴らしく、バランスの整った美しい生地です。
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建築家の友人と、ロニ・ホーン展を見にポーラ美術館に行ってきました。
「水の中にあなたを見るとき、あなたの中に水を感じる?」
展示を見ている内に、この言葉(タイトル)を体感しているような気がしました。
なにか自分が木と向かっていることの尊さを想いました。
オブジェクトも終盤を迎え、次への準備をしています。
昼寝していると川の音が聴こえてきました。
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こひつじスツールの原点。ニット生地。
muuc / AND WOOL の村松さんがニットを椅子に使いたいというところから始まった。
そして今回新たな生地として、予てから使いたかったKvadrat(デンマーク)のハリンダル65
張り地を存分に楽しめるスツールです。
頼んでいた座張りが仕上がってきました。納品が楽しみです。
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最後は勢い。
でも入りすぎると見えなくなる これを断続的に繰り返す。
先日は大学からの友人の建築家が独立し、自邸を完成させたということで浜松に行ってきました。
入学して最初に声をかけてくれた人。昼も夜もずっと建築とか家具の話してたなあ。
思考はそれぞれの道を歩んでいくけど、これからも励ましあいながら そういう話をしていけたらいいな。
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加工を終えて塗装に入りました。
2回目のオイル前の400番の研磨は、肌合いの出る大事な作業。
最初期のデザインですが、愛着のあるフォルムです。
この前は、Snowdesignofficeさんの住宅完成見学会に合わせて、Kanca chairを納品しました。
まだ先になりますが、この椅子を含めたダイニングセットを制作する予定で
テーブルのイメージを膨らめてきました。
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組立を終えて加工が進んでいます。
寒い日が続きますが 一歩一歩です。
この前の日曜は、息子とエヴァンゲリオン展VISUAL WORKSを見に清水文化会館マリナートへ。
制作に関わる原画が約300点もあり、もの凄い形の集積を浴びた感じ。
ただ事ではありません。
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いい朝。
冷たく冷え切っている。
毎日2時間以上は彫っていると思う。
ケヤキは 刃が切れなくなってくるとゴリゴリ言う。
みかんをたくさん頂いた時は みかんをたくさん食べてがんばる。
ひさびさ瀬戸屋温泉で骨脳肉休め。
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本年もよろしくお願いいたします。
一歩一歩 歩んで行くほかありません。
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形が見えてくるとうれしい。
冬は工房がとても寒く体が冷え切るので、車での昼寝が気持ちいい。
この前、浜松に上原ひろみのライブに行ってきました。
地元開催で最高に盛り上がりました。
良いお年をお迎えください。
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妻が花器を買った。
ずっしりと重たくて丸い
次の日、小説を読んでいると "灰青色" という言葉をみつけた。
あの陶器はこの色だと思った。
景色を長く眺める
気がつけばいろんなことが言えなくなった。
ただでさえ言えないのに
ぼくも息子も誕生日を迎えた。
40になった。10歳になった。
息子は絵をよく描くようになった。
目の辺りから描くようで、とても鋭くいい眼をしている。
見た目にはわからないが、胸の奥にはあんな眼が潜在しているのかも知れない。
先日は新たなことに向かって遠出した。
旅はいい またこれから始まる。
形をつくり続ける。
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久しぶりに雨が降った。12月ですね。
こひつじスツールの制作が始まりました。
チェリーという材はやはりいい。
いろんな色があって艶やか。小さなヤニツボや葉節があったりするけど
その雑味も気に入っていて、良しにしたり外したりしながら木取りを進める。
とても乾燥してきた。頭と体のバランスがイマイチだが
この冬は落ち着きを取り戻したい。
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山に囲まれた 星が叫んでいる
不可解なものと向き合っていかなければ 頭がおかしくなる
対象から目を逸らしてはならない
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uma
W650 D370 H700
ヨーロピアンビーチ
¥30,000/SET(税込、送料別)
当工房でも活躍している馬です。
作業用はもちろんのこと、デスクや棚などのインテリアとしてや什器など、幅広く使うことができます。
スタンダードな形でホゾでしっかりと組んであるので、頑丈でとても安心感があります。
今回初めてヨーロピアンビーチを使いましたが、堅牢で素朴で優しく適材でした。
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馬の制作をしています。
もともとは大工さんなど職人が、仮設の作業台にしたり材料置きにしたりと
作業の手助けをするもの。当工房でも重宝しておりますが、
デスクや棚などのインテリアとしてや、出店の際の什器としてなど幅広く使うことができます。
今回頼んでくださる方がいたので、5SETですがまとめて作ることにしました。
次郎柿うまいですね。
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木が好きだけど なんでもっと自由に作れないんだろうと思うことがある。
最初に椅子を作ったとき、自分の思いがこんなに形にならないものかと本当にがっかりした。
建築、家具から始まり、どこまでが可能になるだろうか。
気持ちを抑えてじっくりと 歓びと感謝を忘れずに。
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Table
1850×870×720
チェリー
¥300,000(税込、送料別)
Snow design office さんに打ち合わせやプレゼン、作業用など
様々な場面で使われる大きなテーブルを納品しました。
脚の正面の膨らみ周辺のイメージから始まり、
考えるかぎりの検討の中で、脚の断面を活かすことに絞り込んだシンプルで味わい深いテーブルです。
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テーブルの1回目の塗装を終えた。
1回目はたっぷりとオイルを染み込ませる。
この前の日曜は三島市の佐野美術館へ
加守田章二の創造力と驚異的な実現力。造形物に対する並々ならぬ思いを感じた。
とくに今回「曲線彫文」の一連の作品をみれて良かった。
今 資生堂アートハウスでも7点展示されているので、静岡ではとても良い機会だと思います。
その後、運慶の仏像を拝みに伊豆の国市の願成就院へ
三十代中頃彫ったとされる阿弥陀如来坐像に魅了される。
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この前画家のアトリエに行って話をした。
いろんな色の絵を見させてもらった。
作品に対面したことは何度かあるのだが、
あまり意識していなかった紫調の絵が多いと気づいたその時
自分はこんなに紫について深く考えたことがあっただろうか と思った。
紫を本当に感じているのは画家だと思った。
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過ごしやすい季節になってきました。
テーブルの制作もコツコツ進んでいます。
脚の厚さは63ミリ。北洋木材さんにチェリーの12/4インチ(76ミリ位)厚の材があってよかった。
形をつくり続ける。
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はやはうまい
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たとえ植林された木であろうとも
自然が織り成した奇跡のような形状だと思いながら
四角く削り抜く
2体ともスツールにする
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お盆に長雨。
木工には少し気を使う。
朝比奈川は今年も川遊びやBBQで賑わっています。
いろいろあるけど、こういう時期は自然に緩和されるものが潜在的にあるのだと思う。
テーブルの試作をしていました。
打ち合わせ、第一設計の段階で条件は相当絞れている。
ここから最後の寸法のツメにいつも時間がかかるのだが、なんとか設計図が完成。
本番が楽しみだ。
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納品帰りに豊田市美術館に寄りました。
もう何回も行っているのだけど、久しぶりであまりに美しすぎた。
学生の頃まず建築を見に行った。それから少し絵を描いてた頃、エゴンシーレを見たくて行った。
その後リートフェルト、本格的に木工を始めてからは、黒田辰秋の黒沢明別荘の拭漆楢家具セットを見たくて。
それから近年では漆造形の田中信行。縁のある美術館。
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