自宅撮影

今年やっと自宅での撮影ができるようになった。

独立した頃、尊敬している大先輩の木工家に教わった撮影に関するメモを見返し、背景紙を購入。

どういう光が良いかとか、どうすればそのような光になるかはこれから。

 

12月

 

 

12月になった。ストーブをつける。

コーヒー豆がなくなったので、コメダ珈琲で豆を買ってみた

 

ひたすらスツールの脚を削る

一品制作が続いたので、同じパーツを何個も作る作業は久しぶり。

ラジオを聞きながら落ち着いて削る

うちは旋盤がなく、丸棒は手鉋で削るのでちょっと大変だ。

修行の頃、最初に覚えたのがこのスツールの円錐型の丸脚削りだったな

あんまり考えるな 体で作れと呼びかける

 

 

 

 

U

 

 

 

U/Object_Post

2017

Size: W352 D270 H300

Material: 樟

Photography: YUICHI NAKATSU

 

 

その雑めきの向こうで、機能不全なるモノが交信している

受容と配信を繰り返す媒体 イメージの運搬者

 

今年制作したオブジェクト2です。

樟の丸太から削り出しで捕まえました。

今年もまた1体のオブジェクトができてうれしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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剥離

 

どんなに近しい言葉を作者が発したとしても それはイメージした物になんか言っただけ

制作した物体とは無関係 そして その物体は作者の言葉に無関心 矛盾しているようだが そんな物だ

全く変なことではない 物体は剥離している

 

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塗装実験

この前の塗装の時に、何か違う塗装はないかと思いサンプルを作ってみた。

実験というほどのものではないが、ただ頭の中にあった黒っぽいのと白っぽいのを、

もしこれに塗ったらと思いながら、四角い木に塗った。

もちろん採用されなかったが、これが新しい塗装への始まりになればいいなと思う。

素地感覚で木目をそのままにはっきりと現す、オイル塗装がとても良いことはわかった。

ただオブジェクトを制作しているとなんかありそうだなと思う。

やりたいこと、つくりたいものがたくさんある

 

 

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regT3

 

 

 

regT3

W1240 D840 H700

チェリー

オイルフィニッシュ(ウレタン混合)

 

RgTより始まったテーブルの基本形を元にしているのですが、このテーブルは脚が特徴的です。

角が丸みを帯びた長方形の天板から生える脚は、これしかないと思いました。

10年以上かけてようやく形になってきた、”空にとけるまで” シリーズのテーブル。

これからもっと伝えていきたいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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柚子の木

うちには、2本の柚子の木がある。

毎年たくさんの実をつけるが、ボトボトと落ちていく。

ここに住み始めてからずっと、その景色だけを見ていた。

 

ところが数年前、お酒に絞ると とても良いことに気づいた。

半割りに切って、ギュッと絞ってガンガン贅沢にいただく。

砂糖とお湯を入れてジュースにしても美味しい。

余った分は、ペットボトルに入れて冷凍しておくんだ。

 

生活に取り入れるまで、大分時間がかかったが、

こうしてやっと美味しくいただくことができ、2本の庭の木をちょっと楽しめるようになった。

 

親しみが湧いたので剪定をしたが、ずっと何もしてなかったので、

ボリュームや高さを抑えるだけで、どうしていいのかわからない。柚子のトゲはとても痛い。

相変わらず ほぼ放置されているような状態だが、今年もたくさんの実が黄色くなってきた。

 

 

納品

思いの外、マンションのダイニングまで運ぶのが 大きさギリギリで大変でしたが、

無事テーブルを納品しました。

先に納めた、こひつじスツールと共に。

とってもいい余白ができた。

次は椅子をがんばります。

 

 

親しき対象へ

 

 

なんとか一日一日を過ごしている。

一点集中型を突き通してきたぼくには、やることや考えることが多すぎるし

変わらなきゃいけないことがたくさんある。

「変わる」というレバーを動かしても、それは本質的に変わっていない。

そういうのほんと身に染みてわかる

そんな簡単には変われない

 

このあいだ、家具の撮影でお世話になっているフォトグラファーの中津祐一さんに、

自宅で撮影をしていただいた。いい写真が撮れて感動している。

 

友人の建築家も、自身の設計した建築の写真を嬉しそうに見せてくれる。

制作したものと やりたかったなんらかのイメージが、写真に記録された時の

嬉しさを電話で話したりした。

 

 

親しき対象へ

 

モノよりコトとか言うけど それはそうだとしても、ぼくは疑っているよ

モノという身体ができる可能性に興味がある

何をモノとするか、なぜ現時代に物が発生するかだ

 

秋になったからか、聞く音楽も変わる

今日は久しぶりにTHE ROOTS/Things Fall Apartを聞いた

そして改めて、シガーロスは素晴らしい。

 

モノのその身体を好むように、音楽もメッセージというよりは、その音自体を好む

大衆音楽は、必要でも最重要としない

 

言葉の会話を超えて、物の交信へ

 

 

DETAIL

 

 

ここが仕上がると、できてきたと思う。

ここまで とても時間がかかるので、やっとここまできたという感じ

 

ここは極所。ここは心臓かな。

そんなに線の数があるわけではないけど、ジャンクションかな

 

こういう接合部を作りたいな、かっこいいなって独立した頃思ってた。

でも思っても簡単にはできない。

そこだけガムシャラに そういう感じにしても、目立ってしまうだけなんだ。

時間をかけてイメージを育てて、全体的な世界観がみえてきたから

ここのジョイントも密やかに機能する場所になる。

ここがあるから全体像があるし、その世界観はこの部分により支えらえている。

 

 

 

 

とはいえ、ようやく塗装を終え テーブルが完成した。

次の作業のため、テーブルを自宅に運ぶ。

オブジェクト2とも並行作業していたし、長かったな

親しみ深い、とってもいい余白ができたと思う。

よろこんでもらえたらうれしい。