2017.06.12 Monday
2017.06.05 Monday
小さな仏壇
2017.05.31 Wednesday
石と花壇
ぼくの家の庭には石の花壇があるのだが、樹木が枯れてしまい石の花壇だけが残っている所があった。
石だけあっても草刈りの時に邪魔だし、境界の役割を終えたのでスッキリしたいからゴロっとどかした。
息子は時期的にカブトムシの幼虫がいないか楽しみにしていた。
花壇の石は、ただ置いてあるだけでなく割と深く埋めてあるため、思っている以上に大きな穴が現れた。
カブトムシの幼虫はいなかったが、小さな虫の幼虫がウジャウジャと生息していた。
石は花壇としての機能を失い、ただの石ころになった。
そして穴が残った。ここには機能の余韻が残っている。
ぼくはこれが気になる。
幼虫としてもここがお家だったわけだがら、とても困っただろう。
次の日の朝、息子が 幼虫まだいるかなーと穴を見にいくと、もういなかった と行って帰ってきた。
2017.05.26 Friday
ゲンロン0
2017.05.24 Wednesday
部材
2017.05.21 Sunday
地面、気分
できてきたぞ、オブジェクト2。
今のところ名前(題名)はまだ決まらないけど、副題は、Object _ Post か Object _ Drop かな。
大まかな形が決まってくると工房内で制作したり外で制作したりと場所を変えながらの制作になる。道具も家具で使う南京鉋や小刀、鑿、ヤスリなどが登場してくる。地面に座って制作していると脚や胴がクランプの役割をする。ノゲイラばりに制作物をロックして削る。こういうの楽しい。
場所を変えるのは気分というよりは理由がある。工房内でやるのは、やはり大きな作業台の上に乗せた方がやりやすいことが増えてくるから。しかし台の上で制作していると、そこで見たときの形になってしまう。地面に置くことを想定しているので、できることは地面でやる。そして光。光の加減や鉋跡などの感じで形が正確に見れないことがある。形が繊細になってくると形を読み違えて削ってしまうのは痛い。(木の彫刻は基本的には削ったら戻せない)ずっと外(自然光)で形を見ていたので工房内に入るとどうも光の違いが気になる。それから、遠目でいろんな角度から制作物を見たい。外に出れば制作物の周りをグルグル回れる。分析するとこんな感じだけど、要するに清々とした所でやりたい気分か。
家具制作に慣れていたので違和感があったけど、こういうものは基本的には地面での制作がいいんだろうなあ
2017.05.20 Saturday
削り出し
2017.05.13 Saturday
トラックの話2
トラックの話1 http://blog.kazuyaozawa.net/?eid=16
制作中オブジェクトに関係すると思われるイメージは連想していく
小学生の頃通院した、病院の状景。
今は使用されているかわからないけど、病院の天井にはレールがあり、ラジカセみたいな箱が何かをを運搬していた。
カルテ搬送機 https://www.youtube.com/watch?v=BI-C06pgrK8(参考)
各診察室の天井近くにある専用の入口を通過し、カルテを届けては預かり出ていく。病院内の天井にはレールが張り巡らされており、分岐点があったり、ストンと天井から天井裏を行き来するトンネルがあったりした。天井と天井裏で何かが起こっている。病院内のどこか不安を抱えた人の動きと、その病状を記したカルテを運ぶ搬送機の自動的な動きが、小学生のぼくには不気味で不思議な状景だったことを思いだす。
秘密の運び屋
なんか袋を持っている
受容と発信を繰り返す媒体
容器であり物体でありなんとなくそういう生命体のような感じ
2017.05.10 Wednesday
住宅完成見学会より2
「こひつじスツール」
場所を選ばず、
そっと置いた場所がその人の居場所になる。
そんなイスです。
デスクの上に飾ってある刺繍の絵画はeverlasting sproutさんの作品。
思えば10年前、独立した年。
everlasting sproutの村松さんが、「椅子の座面はテキスタイルのものがほとんどだけど、
ニットを使った椅子を一緒に作ろう」と言ってくれたことから始まった。
自分の中だけの想いなんだろうけど、
時間が経つとこのスツールが存在していることがなんとなく不思議に思える。
きっとぼくへの贈り物だったんだと思う。
2017.05.06 Saturday